本日、富山北消防署のご提案により、「救急連携訓練」を行いました。
『救急車要請時における対応について』というテーマで救急搬送に関する現状や対応のポイントを講義いただいた後には、救急要請(119番通報)訓練や救急連携訓練を行いました。
実際に救急指令室の担当官だった方との緊迫した通報訓練にはじまり、連携訓練では救急隊のチームの方が予備の救急車で駆けつけて下さり、本番さながらの連携訓練となりました。
職員も防護服を着用された救急隊員を目の前に、緊張するやら焦るやら。
傷病者役の職員の演技が時折笑いを誘う場面もあり、緊迫した空気の中にも「現実はもっと○○だよね~。」と心の中でつぶやいていた訓練参加者たちでした。
消防署長も参加してくださり、報道関係の方もいらっしゃる中での訓練でしたが、最期は救急隊の方々とディスカッションと言う形で意見交換や質疑応答の時間も設けて頂き、有意義な訓練となりました。
当社もそうですが、救急隊も夜勤や交代勤務ありの24時間体制で人々の生命や安全を守る仕事をされています。
ディスカッションでは「忌憚のない意見を。」ということでしたが、救急隊の方とひざを交えて意見を交わすことはまずありませんので、色々な意味で貴重な連携訓練となりました。
富山市では、ここ数年毎年1,700件ほどの救急要請件数が増加しているとのこと。
増加の要因としては高齢者の割合も多く、より迅速に対応できるようにと高齢者施設での連携訓練のお声がけがあったようです。
北消防署の皆さま、ありがとうございました。
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