経営理念とビジョンを再考してみる

ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。

弊社では10月に期が改まり、現在、来季からの「中期計画」を策定するために委員会を立ち上げ、半年ほどかけて策定にあたります。

一年ほど前に「「お役立ち」とはお客様と一緒に考え、一緒に意思決定すること!https://kaigosoudan.co.jp/archives/1)」というタイトルでブログを更新しましたが、委員会では、改めて企業としての理念やビジョンを確認する作業を行っています。

弊社の理念とともに、社長が社内報の表題としても引用している「お役立ち」と「成長」という文言がありますが、これは、弊社の会長がよく用いる「利他」という概念にも通じるものだとご紹介しました。

今回は、改めて「お役立ちと成長」について考えてみたいと思います。

「経営理念」や「ビジョン」の再確認が求められる時代

昨今の混沌とした社会や世界・経済情勢のもとでは、理念なき経営体は早々に退場を求められるという憂き目に合いかねません。
航海で言えば、海図もコンパスもない状況と言えます。

よく、経営理念とは何かを説明するときに引き合いに出されることの多いスターバックスの経営理念ですが、
最高のコーヒーをバリスタを通じて顧客に提供することで最高の体験をしてもらう。
というものです。

そして、スタバとして親しまれている店舗のコンセプトとしては、
サードプレイス(Third place)」です。

具体的には、
家庭でも職場でもない第3の空間を提供する
という方針の基にカフェが経営されています。

「お役立ち」と「成長」とは

弊社の社長が大事にしている“お役立ち”という言葉ですが、若い頃にある方に言われた「世の中の役に立つ人になりなさい。」という言葉がきっかけだったと聞いています。

以前の記事では、私個人の解釈として「お客様と一緒に考え、一緒に意思決定すること!」だと紹介しました。

言い方を変えると「問題解決(ソリューション)の提供」であり、究極は「他人を喜ばせること」とも言えるかと思います。

弊社で言えば、「介護のことで困っている方やご家族の問題を解決するために一緒に考え、一緒に意思決定する」ことです。

それは、言うなればホテルで例えれば「コンシェルジュ」としての役割とも言えます。

そして「成長」とは、お客様と一緒に問題解決していく中で「地域や会社、そして社員も成長していく」ということではないでしょうか。

あとがき

私はスタバの関係者でも回し者でもないですが、「サードプレイス」というコンセプトには共感できます。

家庭でも職場でもない空間としては、店舗ではパソコンも使えますし、同時にある種の非日常感を味わうことができます。

富山駅北には、世界一美しいとも称される店舗がありますが、周辺の散歩にも運動不足の際にはうってつけです。

とは言え、自宅から最寄りのカフェと言えば、車で5分弱。

某大型書店内に入っているドトールを利用することが多く、考えごとをする時には外を眺めながらコーヒータイムを。

パソコンを持ち込むことも多いので、半ば、書斎状態と化しています(笑)。

(ウェブマスター)

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