会議は踊る!無い袖は振れぬが知恵を出せ?

いつもお仕事お疲れ様です(^^♪

今年は昨年に続き、年末にかけて2024年度の「トリプル改定」に向けての議論が本格化します。
私どもの介護業界にとっても、介護保険の介護報酬改定は待ったなしです。
トリプル改定とは、介護に加え医療保険の診療報酬障害福祉サービスの報酬の3つを指します

先週、1月16日には厚生労働省が「トリプル改定」をめぐる制度横断的な意見交換会を新たに立ち上げるというニュースも耳に新しいところです。

そこで、今回の介護報酬の改定の目玉とも言われている新サービスとして、「通所&訪問融合」に関する現在の状況を解り易く説明されている動画をご紹介したいと思います。
現在、知り得る情報の整理とともに、頭の中も整理して頂ければ幸いです。

新サービス誕生!通所&訪問融合

色々と調べていると、「通所+訪問」に関する動画を見つけました。
非常に解り易い動画ですので、シェアさせて頂きたいと思います!

「トリプル改定」をめぐる制度横断的な意見交換会とは

冒頭に少し触れましたが、厚生労働省がトリプル改定に向けて立ち上げる意見交換会ですが、メンバーは医療サイドの「中医協」と介護サイドの「介護給付費分科会」から有識者を選定するようです。

現在アナウンスされている議題としては、
○ 地域包括ケアシステムの推進に向けた医療・介護・障害サービスの連携
○ 高齢者施設・障害者施設での医療のあり方
○ 認知症ケア
○ リハビリテーション・口腔・栄養のあり方
○ 薬剤管理
○ 人生の最終段階の医療・介護
などのようです。

あとがき

今年は今年で、4月からは「ケアプランデータ連携システム」が本格稼働することが決まっています。

ケアプランデータ連携システムとは、居宅介護支援事業所と介護サービス事業所間で、ケアプラン(提供票・計画書)の一部情報を送受信するための情報連携基盤です。厚生労働省が主導し、公益社団法人国民健康保険中央会がシステム開発・運用を担当しています。

情報共有や生産性の向上を図る上では素晴らしい取組だと思いますが、経費も少なからず発生します。
いずれにしても、しばらくは行政も現場も(システム屋さんも)、この対応でバタつきそうです。

昨年は、国の財政の健全化を図りたい経済産業省と、現状をなんとか維持したいと目論む厚生労働省とのバトルとも言われるせめぎ合いがありました。

少子高齢化の進行と生産年齢人口の減少は待ったなしの状況です。
無い袖は振れぬ、というのも避けられない状況の今、益々現場の我々は知恵を絞らなければいけなくなることは間違いないようです。
(ウェブマスター Y)

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