稲盛和夫氏に学ぶ④「人生・仕事の結果」とは

以前、当コラムで『稲盛和夫氏に学ぶ③「不況に打ち勝つ」とは』という音声をご紹介しました。
(タイトルをクリックしてリンク先を参照して下さい。)

稲盛和夫氏と言えば日本を代表する経営者であり「平成の経営の神様」と称される方ですが、若い世代ですとご存じない方も多いかと思います。

年齢に関係なく、リーダーや管理者を目指す方には参考になる音声かと思います。
今回、ご紹介するテーマは「人生・仕事の結果」です。

「人生・仕事の結果」

https://youtube.com/watch?v=vvuqpRp6Km8

※ 動画は盛徳塾 https://www.youtube.com/@user-sl2gs3my3m/featured よりお借りしました。

あとがき

弊社の石橋会長が敬愛する経営者のお一人に稲盛和夫氏がいらっしゃるということは、折に触れてご紹介しているところです。

会長がグループ企業向けに発行されている社内報があるのですが、令和5年1月号に稲盛氏のテープを聞いた、という下りがありました。

<以下、社内報「えがお」より引用>
「経営幹部に新しいことを考える発想を持ってほしいが、なかなかそれができない。どうすればよいか?」

稲盛塾長はこう答えました。
「今の経営幹部の方々が毎日の仕事をしっかりと実行している中で新しい発想などできるわけがない。
今の自社の事をしっかり守り、向上させるだけで、十分なのだ。
会社の先を見越した新しい発想は 、経営者や又はそれに代わる新しい人材を外部から引っ張って来なければ、なかなかその発想にはならない。」
~続く~

よく、企業や組織の教訓として「新たな血を入れなければ組織は停滞する」とか「本業を続けるな、しかし、本業から離れるな」ということが言われます。

経営とは変化対応業とも言われます。現状維持は既に停滞しているといわれるほどに、常に新しい血(人材)を入れたり、考え方や商品・サービスを開発しなければ明日はない、ということでしょうか。

前者の言葉は、テンプスタッフの創業者である篠原欣子氏が
「企業、あるいは組織は、常に新しい血を入れて揺さぶりをかけなければ停滞してしまう。異質な存在を入れて揺さぶりをかけることが成長には必要。」
という言葉で残しておられます。

また、後者は
「本業を離れるな、本業を続けるな、本業の中身を変えよ」
という山形県の斎藤農機製作所という企業の社訓が参考になります、

世に名を残す経営者は、いずれも似たような言葉を残しておられるように思います。

これは組織の大小には関係ないでしょうし、リーダーを目指す人は参考にしたい考え方かと思います。

(ウェブマスター Y)

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